2018年05月27日

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館(空博)がスゴイことになってる件D十二試艦上戦闘機

十二試艦上戦闘機は零戦の試作段階での名前。試作機に改良を加えたものが1940(昭和15)年に、零戦十一型として制式採用。
初飛行が当時の陸軍各務原飛行場、今の岐阜基地だそうです。

飛燕と同じ展示室内に、日本初の動力飛行を行ったハンスグラーデ単葉機とともに、大空を舞っているがごとく展示されてます

十二試艦上戦闘機 IMG_0041

下から見上げる
模型なんだけど、なんだかホントに空を飛んでるみたい

十二試艦上戦闘機 IMG_2461

2階に上がると、横からも見ることが可能

十二試艦上戦闘機 IMG_2474

十二試艦上戦闘機 IMG_0050

計器盤もあります
※これは発展型の零戦三十二型の計器盤

零戦三十二型甲 計器盤 IMG_2464

この展示室は2階構造
階段を上がるとこんな感じで機体などを見ることができます
この眺めは壮観

飛燕 十二試艦上戦闘機 IMG_2476

2階にはジュースなどの自動販売機と、テーブルなどもあって飲食可能
これは嬉しい

ハンスグラーデ単葉機 IMG_0052

テーブルの上にはこんな模型もあって、これはテンション上がります
心憎い演出ですね

飛燕展示エリア 休憩スペースのテーブル IMG_0045

順番が入れ違っちゃいました。
次回に乞うご期待☆


































2018年05月22日

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館(空博)がスゴイことになってる件E爆撃機エンジンやその他展示物

飛燕や十二試艦戦が展示されている部屋には、当時の飛行服や図面と言った貴重な品々も。アメリカ軍が零戦を調査したレポートとか、未完の巨人爆撃機キ-91に積まれる計画だった大馬力のエンジンと言う、激レア品まであります。

第2次大戦時の飛行機が好きな方にはたまらんですね(笑)
飛行機に興味が無い方でも、戦争当時の様子を容易に知ることができるようになっている点も素晴らしいのではないでしょうか。

当時の飛行服

展示資料 飛行服 IMG_2467

製図道具

展示資料 設計図面作成用の道具など IMG_2470

落下傘や高度計・・・これは珍しい

展示資料 落下傘 高度計他 IMG_2458

太平洋戦争中、不時着した零戦五十二型をアメリカ側が鹵獲。
本土に送ってダグラス社が詳細に調査したレポートなんだとか
こうやって見ると、ホント「丸裸」にされてますよね

米軍による零戦調査レポート IMG_2455

太平洋戦争中の1943(昭和18)年、旧日本陸軍は四発の大型爆撃機を計画
キ91と呼ばれたその爆撃機は、アメリカのB-29をもしのぐ巨大なものだったとか。
そのキ91に搭載される予定だった、ハ214ルと名付けられたエンジン

三菱ハ42-21ル(ハ214ル)エンジン IMG_2451

三菱ハ42-21ル(ハ214ル)エンジン IMG_2457

こうやって真横から見ると、空冷星型複列 18 気筒と言う構造が実感できますね

三菱ハ42-21ル(ハ214ル)エンジン IMG_2449

ハ140エンジンやハ214ルエンジン、飛燕や十二試艦戦が展示されているこの空間
床はグレーのカーペット、壁から天井が黒という造り。

メタリックな展示物が多いので、この黒い空間だととても見やすいように感じました
こう言う点も見せ方が上手いです。

次回は日本の航空機技術の発展に貢献してきた機体を紹介します。



















2018年05月15日

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館(空博)がスゴイことになってる件C三式戦「飛燕」エンジンその他

機体だけの展示と言うのは、言い方悪いけど「どこにでもある」。エンジンも・・・となると、そう無いでしょう。さらにパーツ類まで見せてるところなんて、まず無いのでは。

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館では大正時代のサムルソンから始まり、太平洋戦争時のこの「飛燕」と重爆撃機「飛龍」のエンジンが展示されてます。

そしてさらには近代のジェットエンジンやヘリコプターのエンジンもあるので、時代とともに発展していくエンジンの移り変わりが見てとれます。

「視覚」に訴えるとやっぱりインパクトは大きい。
実に考えられた見せ方だなぁと感心しきりです。

パーツ類だと燃料噴射ポンプや点火プラグなど、過給器もあります。

三式戦 飛燕 パーツ類 IMG_2439

三式戦 飛燕 燃料噴射ポンプ IMG_0144

変わったところでは「木製の」増槽タンク
資材が枯渇し、木材で造らなければならなかった・・・ある意味「戦争の悲惨さ」もきちんと訴えています

三式戦 飛燕 木製増槽タンク IMG_2430

収蔵館にて撮影した説明書き
私の足が映ってるのは、ご愛嬌(笑)

陸軍三式戦闘機飛燕 かかみがはら航空宇宙科学博物館収蔵庫 493

計器盤ありました
左が飛燕、右は零戦三十二型。この比較が液冷エンジンを持つ「飛燕」が、何故シャープなフォルムを持つのかに繋がります

三式戦 飛燕 計器盤 IMG_2462

飛燕のもの

三式戦 飛燕 計器盤 IMG_2466

これもちゃんと説明されてるところが、細かい気配りですねぇ。

三式戦 飛燕 液冷エンジン説明板 IMG_2446

この展示機と同じ、飛燕二型に搭載されていたハ140エンジン
※飛燕一型はハ40、これを改良したのがハ140
間近で見ることができて、細かいところも見てとれるのは大きい

三式戦 飛燕 ハ140エンジン IMG_0149_2

三式戦 飛燕 ハ140エンジン IMG_0148

三式戦 飛燕 ハ140エンジン IMG_0145_2

三式戦 飛燕 ハ140エンジン IMG_0146_2

飛燕に搭載されたハ140エンジンは、生産・整備がとても困難だったとか。
エンジンだけの問題じゃないだろうけど、この飛燕が実力を発揮できていればどんなだったろう、なんて思ったりもします

次回は同じ展示室にある、十二試艦戦
零戦の原型となったこの戦闘機の写真をアップします

十二試艦上戦闘機 IMG_2474


























2018年05月14日

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館(空博)がスゴイことになってる件B三式戦「飛燕」

子どものころから好きだった飛行機が「零戦」と「疾風」。そしてこの「飛燕」だった私。
まだ完全に復元されていない状態だった収蔵庫での展示の時から、見に行ってました。

陸軍三式戦闘機飛燕 三式戦飛燕二型かかみがはら航空宇宙科学博物館収蔵庫 535

リニューアルオープンでは、組みあがった姿が見れました。
嬉しかったですね。
「何が」と言うわけじゃないけど、とにかく嬉しかった。

零戦のもととなった、十二試艦戦(実物大模型)と

十二試艦上戦闘機 IMG_0044

展示室の天井には、ハンス・グラーデ単葉機(実物大模型)も

三式戦 飛燕 IMG_2435

いろんな角度から見ることができるのが、うれしい

三式戦 飛燕 IMG_0139

IMG_0143

三式戦 飛燕 IMG_2443

三式戦 飛燕 IMG_0142

展示機は2階の休憩スペースからも見ることができます
これポイント高いです(^O^)/

三式戦 飛燕 IMG_0046

三式戦 飛燕 IMG_2477

こうやって見ると、液冷エンジン独特のシャープなフォルムもよくわかります

三式戦 飛燕 IMG_0051

次回は飛燕に搭載されていた液冷エンジンや計器盤などなど
木製の増槽タンクなんてのもありました

これらの写真をアップします。

戦時中、この飛燕にはいろんな塗装が施されていました
グリーンを基調にした迷彩だったり、このシルバーだったり

この岐阜かかみがはら航空宇宙博物館の飛燕については
以下の考え方に基づいて修復した、とのこと

この考え方もしっかりと知っておくと、また新たな発見があるかも

陸軍三式戦闘機飛燕 かかみがはら航空宇宙科学博物館収蔵庫 490

































2018年05月13日

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館(空博)がスゴイことになってる件A入館してからのサルムソン

以前はちょっと暗い感じもした、旧かかみがはら航空宇宙科学博物館の入り口と受付カウンター。リニューアルしたら、明るく開放的になりました。

入り口入って正面左手に、チケット売り場。右手にショップ。正面に受付カウンター。
この画像はチケット売り場とフロア案内図。以前は無かった券売機があります。

入り口のすぐの左手には、ちょっとした食事もOKなカフェもあって、長時間の滞在でも困らないようになってます。

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館 エントランス IMG_2409

こちらショップ。品揃えもまぁまぁある印象。
もうちょっと、じっくり見てくれば良かった。

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館 エントランス IMG_2410

キッズルーム、あります。

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館 キッズルーム IMG_2411


一番最初は「航空機と航空機産業の始まり」と題されたエリア
人類初の動力付き航空機である、ライト兄弟のライトフライヤー号。そして日本の航空産業の始まりとなる、サルムソンA2A。
この2機の復元模型が出迎えてくれます。

この空間に入ったときの、あの「おぉ〜」と言う感動。
確かに展示されてるのは「模型」。
だけど、実際にあの空間に入った者でなければ味わえないであろう感動が味わえました。

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館 乙式一型偵察機サルムソンA2A と ライトフライヤー号 IMG_2413

こんな図面があると、思わず見入っちゃいます。
ある意味こういうモノも見せることで、子ども達が航空機に興味をもつように仕向けているのかも知れません。
でも「航空機産業の後継者を発掘する」ことも博物館・ミュージアムの役割と言うことを考えれば、非常に上手く作られてます。

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館 ライトフライヤー号図面 IMG_2423

こちらが乙式一型偵察機サルムソンA2A

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館 乙式一型偵察機サルムソンA2A IMG_0034

エンジンと前部胴体の骨格、それに図面が展示されています。
これらはリニューアル前には無かったもの。
こんな隠し玉があったとは。

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館 乙式一型偵察機サルムソンA2A エンジンと前部胴体 IMG_2414

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館 乙式一型偵察機サルムソンA2A 図面 IMG_2421

世界そして日本での航空機の始まりと言う歴史を、この2機の模型で紹介し
エンジンや図面を見せて、飛行機ってこんな造り(構造)してるんだよ、と見せる
上手い見せ方してるなぁ、と思う私でした(^O^)/

次回は、この「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館(空博)」リニューアルオープンの目玉の一つ
太平洋戦争時に旧陸軍が使っていた、三式戦「飛燕」の復元機体の写真をアップします

陸軍三式戦闘機飛燕 かかみがはら航空宇宙科学博物館収蔵庫 519

このバラバラだった機体が組みあがって、どんな姿になったのか
いい年こいたオッサンが、期待に胸を躍らせて見たその姿

乞うご期待(^O^)/