2017年11月18日

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館のフライトシュミレーターがハイクォリティだった

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館(旧かかみがはら航空宇宙科学博物館)は来年3月のリニューアルオープンに向けて、現在工事中。

仮オープンみたい形で展示を行っていた収蔵館、フライトシュミレーターがありました。
MRJもどきの旅客機タイプが1基とブルーインパルスもどきが2基で、合わせて3基。
これがなかなか凝ったつくりでして。

かかみがはら航空宇宙科学博物館収蔵庫 520_2
※写ってる人、すべて一般の来場者で他人様なので、モザイクかけました。

これだけのモノを作っておいて、仮住まいが終わったから廃棄・・・なんてことは、まずありえないでしょう。

おそらくは、リニューアルオープン後も使われる事かと思われます。
このフライトシュミレーターのクオリティが、なかなかのモノ。
楽しさ満載☆

まずははMRJもどき
簡単な作りだけど、旅客機っぽい。けっこう気分出ます☆

かかみがはら航空宇宙科学博物館収蔵庫 476

コクピット
音声ガイドも親切・・・だけど、飛ばすのはなかなかムズい

かかみがはら航空宇宙科学博物館収蔵庫 474

機外にはモニターがあって、どんなふうに飛んでるかわかるようになってます

かかみがはら航空宇宙科学博物館収蔵庫 552

こちらはT-4ブルーインパルスもどき
ちゃんと後席あります。後席に座って、我が子の操縦で飛ぶ・・・なかなか良い体験ができそうです(^^♪

かかみがはら航空宇宙科学博物館収蔵庫 489

子供たちも大喜び
やってみた、オッサンも大喜び(笑)

かかみがはら航空宇宙科学博物館収蔵庫 559

こちらもこんな感じで、飛びっぷりをモニターで見ることができます

かかみがはら航空宇宙科学博物館収蔵庫 558

これぐらいのシュミレーターなら、ゲームセンターにもあるかもしれません
でも、ゲーセンと「決定的に違う」のはこの点です。

特にシュミレーターでは、現在運用している通常モードより難しいコースで、ジェット機の元パイロットがインストラクターとなって指導する、操縦教室を開催する予定です
※記事引用元 http://www.city.kakamigahara.lg.jp/dbps_data/_material_/_files/000/000/014/599/ime-ji.pdf

このシュミレーターを体験した子供たちが、将来パイロットや整備士、そして開発者を目指そうとしたら、それはどんなに素晴らしいことだろう、私はそんなふうに思います。

かかみがはら航空宇宙科学博物館は、来年平成30年3月24日(土曜日)に「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」となって、新たにオープンします。
愛称も「宇宙博(そらはく)」と決まったそうです。

約1.5倍の面積に広くなり、三式戦「飛燕」や零戦のベースとなった十二試艦戦も展示される、とのこと。
どんな博物館になるのか、今から楽しみですね(^^♪
































2017年11月15日

三式戦「飛燕」を見にかかみがはら航空宇宙科学博物館収蔵庫に行ってきました その2

旧かかみがはら航空宇宙科学博物館の収蔵庫(リニューアル後の新名称・岐阜かかみがはら航空宇宙博物館)にある、復元途中の旧陸軍・三式戦「飛燕」。

今日はコクピットの計器盤とエンジンの写真をアップします。
リニューアル・オープン後は完成機として展示される、飛燕。
こう言う細部は、今でしか見ることができないもの。行っておいて良かった(^^♪

コクピット(操縦席)の計器盤。全体像はこんな感じ

陸軍三式戦闘機飛燕 かかみがはら航空宇宙科学博物館収蔵庫 481

レイアウト図です

陸軍三式戦闘機飛燕 かかみがはら航空宇宙科学博物館収蔵庫 485

ちなみに・・・あいち航空ミュージアムで展示される零戦の計器盤がこれ

零式艦上戦闘機 ゼロ戦 IMG_5221

高度計や速度計、羅針盤などがある中央部

陸軍三式戦闘機飛燕 かかみがはら航空宇宙科学博物館収蔵庫 482

右側には冷却器の扉の開き具合を示す計器や、油量を示す計器など

陸軍三式戦闘機飛燕 かかみがはら航空宇宙科学博物館収蔵庫 484

特徴的なエンジン ここの飛燕は最初の一型よりパワーアップしたエンジンを積んでいたそうです
しかし維持・整備が大変で、なかなか戦果に結びつかなかったとのこと

陸軍三式戦闘機飛燕 かかみがはら航空宇宙科学博物館収蔵庫 512

エンジンについているスーパーチャージャー(過給機)

陸軍三式戦闘機飛燕 かかみがはら航空宇宙科学博物館収蔵庫 516

こんな図面もありました

陸軍三式戦闘機飛燕 かかみがはら航空宇宙科学博物館収蔵庫 515

私的に興味を惹いたものが、この工具入れ
どんな人が持っていたんだろう

陸軍三式戦闘機飛燕 かかみがはら航空宇宙科学博物館収蔵庫 517

リニューアル・オープン後は、完成機の姿で展示されるとのこと
修復プロジェクトの考えとしては「できるだけオリジナルの姿」を重要視されているそうです
どんな姿を見せてくれるか・・・楽しみですね。

かかみがはら航空宇宙科学博物館の収蔵庫、次はフライトシュミレーターの様子を取り上げます。
リニューアル・オープンしたら、長蛇の列が出来るのは確実。今のうちに体験できて良かった(^^♪
これ絶対楽しい☆

この飛燕の姿をはじめ収蔵庫での写真は、私のFlickrのアルバムに置いてあります。
興味のある方は以下のリンクからどうぞ☆
※ページ中段くらいから

https://www.flickr.com/photos/138474798@N03/albums/72157671552736783/page2































2017年11月13日

三式戦「飛燕」を見にかかみがはら航空宇宙科学博物館収蔵庫に行ってきました その1

航空自衛隊・岐阜基地に隣接する、かかみがはら航空宇宙科学博物館。現在はリニューアルで一時閉館中。仮オープンしている収蔵庫では、旧日本陸軍の三式戦「飛燕」の復元中の姿を見ることが出来ると聞いて、行ってきました。
今日は飛燕の機体や主脚などのパーツの写真をアップします。

現在の収蔵庫、展示物は大きく分けて3つ
@三式戦「飛燕」の復元過程の姿
Aフライトシュミレーターでの空飛ぶ体験
BH3ロケットなどの宇宙関連
T-2ブルーインパルスなどの実機は、リニューアル・オープンまでお預けのようです。

まず、展示されている機体について概要を
@三式戦はいくつかヴァージョンがあって、この機体はエンジンを強化した二型
Aその二型の試作17号機
B1944(昭和19)年に川崎航空機岐阜工場にて生産され、各種試験を行う陸軍航空審査部に所属していた

戦時中の姿

1024px-Kawasaki_Ki-61_Hien_with_drop_tank.jpeg
※画像引用元 ウィキペディア

この機体と飛燕修復プロジェクトについいての説明板

陸軍三式戦闘機飛燕 かかみがはら航空宇宙科学博物館収蔵庫 498

展示はこの姿で

陸軍三式戦闘機飛燕 かかみがはら航空宇宙科学博物館収蔵庫 519

陸軍三式戦闘機飛燕 三式戦飛燕二型かかみがはら航空宇宙科学博物館収蔵庫 535

胴体

陸軍三式戦闘機飛燕 かかみがはら航空宇宙科学博物館収蔵庫 504

前から見ると、こんなに細い

陸軍三式戦闘機飛燕 かかみがはら航空宇宙科学博物館収蔵庫 505

主翼

陸軍三式戦闘機飛燕 かかみがはら航空宇宙科学博物館収蔵庫 506

そして尾翼部分

陸軍三式戦闘機飛燕 かかみがはら航空宇宙科学博物館収蔵庫 500

主脚のカバーも。その他、冷却器のカバーや翼胴フェアリングなんてのもありました

陸軍三式戦闘機飛燕 かかみがはら航空宇宙科学博物館収蔵庫 508

かかみがはら航空宇宙科学博物館はリニューアルして、岐阜かかみがはら航空宇宙博物館となります。

オープンは2018(平成30)年3月24日。愛称も「宇宙博(そらはく)」と決まったそうです。

この三式戦飛燕は、リニューアルオープンの時には復元された完成機の姿で展示されるため
こうやって分解され細部まで見ることが出来るのは、今だけとのこと。
貴重な体験ができました。

明日は飛燕のエンジンや計器盤などの写真を上げます。


この飛燕の姿をはじめ収蔵庫での写真は、私のFlickrのアルバムに置いてあります。
興味のある方は以下のリンクからどうぞ☆
※ページ中段くらいから

https://www.flickr.com/photos/138474798@N03/albums/72157671552736783/page2






























2016年12月05日

実験飛行艇US-FX かかみがはら航空宇宙科学博物館の思い出 

このUS-FXで培われた技術が、今のUS-1やUS-2に活かされてると思うと、何だか感慨深い。

かかみがはら航空宇宙科学博物館のサイトでは、こう書かれてます。
PS-1対潜哨戒飛行艇の開発に先立ち、アメリカ海軍から供与を受けたグラマンUF-1アルバトロス双発飛行艇を大改造して製作された、技術研究用の実験飛行艇です。短距離離着水を実現するためにプロペラ後流をフラップに沿って下向きに曲げ、かつフラップ背面から高圧の空気を吹き出して高い揚力を発生させます。
 低速時の操縦安定性を確保するため、わが国で初めてのコンピューターによる自動飛行安定装置を搭載しています。また、離着水の飛沫を緩和する溝型波消装置を装備し、世界的に注目されました。この実験飛行艇のデータはPS−1 対潜哨戒飛行艇の開発に直接役立てられました。


特に短距離離着水性能については
低速で短距離離着水できる性能を獲得するため、フラップや舵面への空気吹き出しや、独自の波消し装置など、多くの技術的特徴を備えています。
 本機によって得られた技術的成果は、実用化されたPS-1およびUS-1飛行艇に活かされています。

※記事引用元 かかみがはら航空宇宙科学博物館公式サイト>STOL(短距離離着陸)およびVTOL(垂直離着陸)研究に使われた実験機

画像9枚。クリックすると、flickrのページに飛びます。
著作権は放棄していません。無断転載は禁止します。

説明板

実験飛行艇 US-FX 説明板 IMG_0645

機体全景
真横から機体全部を撮ってみたかったけど・・・デカ過ぎて無理だった(笑)

実験飛行艇 US-FX IMG_2721_2

画像左下の歩いてる人と比べると、機体の大きさがお分かり頂けると思います。

実験飛行艇 US-FX IMG_2666_2

正面から
4基のエンジンのプロペラ、内側2基が4枚で外側2基が2枚と言うのも面白いですね

実験飛行艇 US-FX IMG_0440_2

機体尾部と尾翼

実験飛行艇 US-FX IMG_2714_2

エンジン

実験飛行艇 US-FX IMG_0478_2


実験飛行艇 US-FX IMG_2767_2

機首部分のアップ

実験飛行艇 US-FX IMG_0644

独自の波消し装置

実験飛行艇 US-FX IMG_0646_2


現在、リニューアルのため一時閉館中のかかみがはら航空宇宙科学博物館
再オープンは平成29年度末・・・平成30年の3月くらいになるのかな?
今のところハッキリとしたスケジュールは決まっていないようです。

博物館は家族で楽しめるスポットになるべく、いろいろ考え討論しています。
※記事参照元 リニューアル基本構想(全体

展示機としても、第2次大戦で活躍した戦闘機「飛燕」が加わります。
体験型プログラムとして、何か一つ目玉としてシュミレーターを加えることも検討中。

イベントももっと種類を増やしてはどうか、なんて提言も出ています。
今まではペットボトル・ロケットの体験なんかやっていましたが、たとえば各務原市は吹奏楽が盛んな地域。
(私も昔、ここの楽団にいました)
ミニ演奏会をやったりして、飛行機に興味がないような人にも来館してもらうようにする。そんなことも話し合われたそうです。

生まれ変わったら、すごく楽しい博物館になりそう。
リニューアル・オープンが待ち遠しいですね(^^♪


























2016年12月04日

F-104J かかみがはら航空宇宙科学博物館の思い出 その3

かかみがはら航空宇宙科学博物館に展示されていたF-104J戦闘機の画像
ちょっと間が開いちゃいましたが、今日はコックピットの写真を上げます

リニューアルのために一時閉館前は、基本キャノピーは閉めてありましたが
この日はたまたま某大臣が視察に来ると言う事で開放。
スタッフの方が「撮る?」と声をかけてくださったので、ありがたく撮影させていただきました。
感謝です。

機体右側からしか撮れないので、アングルは限られてます
そこはご勘弁を

F-104J戦闘機  コックピット IMG_0098

レーダーは操縦桿の前、丸いディスプレイのがそれ

F-104J戦闘機  コックピット IMG_0097_2

座席左側の操作盤
エンジンのスロットルやレーダーの操作盤が見えます

F-104J戦闘機  コックピット IMG_0101

計器盤の上には光学照準器
ホントに狙いをつけるだけ、今のヘッドアップディスプレイみたく、速度や高度、姿勢のデータは映しだされません

F-104J戦闘機  コックピット IMG_0115

射出座席
この展示機は座れませんが、昔空自にいたころはここも職場。
とにかく狭くてきゅうくつ。
その頃配備が始まったF-15のコクピットに座った時の、広さと開放感に驚いた記憶があります。

F-104J戦闘機  射出座席 IMG_0113

私がいたころはF-104Jはまだ現役バリバリ
私はF-4が専門でしたが、このF-104Jの整備を手伝うことも当然ありました

コックピットの狭いこと
操縦桿の前にあるレーダーディスプレイ(ホントは違う言い方なんだけど)の部品を交換しようとした私
誤ってネジをコクピットの奥の方に落としてしまいました

機体内部に残しておくわけにはいきません
当然「何が何でも」探し出して、回収しないとなりません。
つけるべきところに付けなければなりません。

ところが、「超」狭いコックピット
精一杯伸ばした手、指先に感触はある
でも取れそうで取れない(泣)

先輩には「何やってんだ、お前」と呆れられました(泣)
随分昔の話を思い出しました(笑)

かかみがはら航空宇宙科学博物館がリニューアル・オープンされれば、また見ることもできるでしょう。
また逢いに行きたいです。