2017年07月22日

稲田叩き、今度はグローバルホークかい

南スーダンPKOの日報「隠ぺい」問題、今度は日報そのものじゃなくて無人機RQ-4グローバルホークの導入について稲田大臣を叩き始めました。

「あちら系」の人々が隠ぺいそのものじゃなく、こんな問題をでっち上げてくる所を見ると、あぁ森友・加計と同じ構造なのかなぁとも思う。

これについては陸上幕僚部がリークしたとも伝えられているけど




報道では「クーデターか」なんて書かれる始末。

北朝鮮は弾道ミサイルをぶっ放し、中国は艦船を津軽海峡に差し向けてます。
この日本の危機に、何をやってるんだよ(ーー゛)

で、本題
グローバルホークと稲田防衛相について、慶應義塾大学経済学部教授の金子勝氏がこんなツィートを




このツィートには事実の誤認が2つあります。
@>グローバルホークの「旧式」ブロック30→旧式なんかじゃありません




以下に防衛省の参考資料を貼ります
Q ブロック30型とブロック40型は何が違うのですか。
A ブロック30型とブロック40型で異なる点は、搭載機器のみ(異なる機能を有する情報収集用機器を搭載)であり、エンジンを含め、機体構造は同じで、安全性や騒音に違いはありません。

※記事引用元 東北防衛局>グローバル・ホークに関する一問一答

グローバルホークのブロックは新しい古いの基準ではなく、搭載機器の違いが基準になっていると言うことです。
陸上用?いろいろ当たってみたけど、私が探した限りではどこにも見つからなかった。
金子教授にソースを教えて欲しい。

軍事ライターのJSF(@obiekt_JP)さんから、こんなページも教えていただきました
軍事評論家の岡部いさく氏がBlock30と40の違いを分かりやすく解説してくれています
※ツィート内のリンク先をご覧ください




メーカーであるノースロップ・グラマン社のBlock30と40のPDFファイルもリンク先を貼ります
Block30→http://www.northropgrumman.com/Capabilities/GlobalHawk/Documents/GH_Brochure_B30.pdf
Block40→http://www.northropgrumman.com/Capabilities/GlobalHawk/Documents/Datasheet_GH_Block_40.pdf

知ってる人も多いと思うけど、グローバルホークが得たデータをリアルタイムで日本側が得られない、と言う話





批判するのは自由だけど、基本的な知識はちゃんと知っておくべきでしょ?て話です




このツィ主さん、普段はこんなものの言い方はしない人なんだけどね
でも「知らない」と言うことは、誤りを招くと言うことにつながるので要注意ですよね。




Aイナダは増額を続ける防衛費を米国に貢ぐ無駄遣い
稲田大臣はグローバルホーク導入に関しては、何の関与もしていないわけで・・・




ちょっと書き加えます
RQ-4グローバルホークを導入するか否かの検討を始めたのが、当時の民主党政権下の防衛大臣北澤俊美氏。
その後の総選挙で民進党が大敗し、自民党政権へ。で、導入を決めたのが中谷元・前防衛相。

この手の防衛装備品を導入しようとすれば年単位の時間がかかるし、その間に大臣も変わる可能性もあるし、政権そのものが変わる可能性もあります。
この件も民主党から自民党に政権は変わり、防衛大臣も導入を検討し始めた民主党(現・民進党)の北澤氏から現在の自民党・稲田氏まで7人も変わってるわけで。
そこについても全くわかっていないで、現大臣を批判するのはいかがなものかな・・・と私は感じてます。

それと
人格を貶すのは、あちら系の人がよくやること。でも大学教授ともあろう人が・・・ねぇ。
グローバルホークや日報問題を批判するのは大いに結構だけど
イナダの愛国は愛米国。
何を根拠にして言ってるのか訳わからんし、日報やグローバルホークと何の関係があるのか
さっぱり理解不能。

私は稲田さんにはある意味ガッカリ・・・と言う立場。
でも、だからと言って根拠もないようなデマで貶していいかと言ったら、それはダメなんじゃない?

批判は大いに結構
でも基本的な知識を持たない上に、人格まで貶すような人間は誰も信用しないと思うし
そんなのでは物事が良くなっていかないよね。
自分もそんなくだらない人間にはなりたくない。

・・・と金子教授のツィートから思った。












タグ:防衛省
posted by てっちゃん at 20:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 自衛隊のお話&イベント情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

水難事故、豪雨災害、熱中症対策に

自衛隊が作った動画、「自衛隊 LIFEHACK CHANNEL」が役立ちそうです。

これからの季節、毎週末になると海や川での水難事故が報じられます。
また夏が過ぎれば、日本は台風シーズン。豪雨災害や土砂災害も心配です。
自分の身や家族を守るために、いざと言う時のために知っておきましょう。




特に目を惹いた、3つの動画を紹介しますね。

@水難事故には「ペットボトルから浮力を得る方法」
この方法、海や川にバーベキューに行った時に役立ちそうですね。



Aまた豪雨の時には「崩れにくい土のうの積み方」
先日起きた愛知県の犬山・小牧の局地的大雨では、前日から積んでおいた土のうのおかげで浸水の被害を免れた、なんてお宅もあったそうです。



B夏、暑さも本番。私が住んでる愛知県・尾張地方はとにかく暑い。




埼玉県熊谷市と並んで「日本一暑い」と言われる、岐阜県多治見市はすぐ隣。
あのクソ暑い熊谷で教育隊生活を送った私でも、このあたりの暑さは非常にキツイ。

そこで熱射病対策のこの動画。
「え?こんな簡単なことでいいの?」



ちなみに熱中症や熱射病、どう違うの?と言うことで
あのポカリスエットの大塚製薬が、こんなウェブページを作ってくれています。ぜひ参考になさってください。

@熱中症とは総称で、症状別にいくつか分類されています
大塚製薬公式ウェブサイト>熱中症の種類

A熱中症かも?と言う時の応急処置の流れ(フロー図)
大塚製薬公式ウェブサイト>症状別の救急処置

このほかにも、上着で担架を作る方法やハチに刺された時の対処法などもあります。
興味のあるところからご覧になってみてください。




タグ:自衛隊
posted by てっちゃん at 15:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 自衛隊のお話&イベント情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月04日

追記☆富山県北アルプスでのセスナ機事故で小松救難隊が出動

乗っていた方からの通報と言うことで、生存も期待されていたこの墜落事故。
今朝からの捜索で発見・収容されたものの、4人全員の死亡が確認されたとのこと。
ただただ残念です。

※記事参照元 産経新聞 6/4 11:02配信 4人全員死亡 願い届かず 搬送先の病院で確認

この事故おいては航空自衛隊中部航空方面隊司令官へ災害派遣要請があり
陸上自衛隊からは金沢の第14普通科連隊と富山の第382施設中隊
航空自衛隊からも小松基地・小松救難隊が出動しています
防衛省発表 民間航空機(セスナ機)墜落に伴う人命救助に係る災害派遣について(20時30分現在

空自から派遣されたのはU-125A、UH-60Jそれぞれ1機ずつ
(防衛省発表では「U-125」となってますが、飛行点検機のU-125ではなく、救難捜索機のU-125Aと言うことで)

U-125A救難捜索機
小松救難隊には洋上迷彩の機体があるはずだけど、私は画像を持っていないんでこの明るいブルーの機体を

U-125A 52-3002 IMG_4729_2

UH-60J救難ヘリコプター

UH-60J 78-4603 IMG_4684_2
※画像2枚 2016年度小牧基地オープンベースにて撮影

産経からアップされた動画には、現場上空にいるUH-60Jが写ってます
※27秒あたり、画面右上



注目すべき点が1点
16:56に災害派遣要請がなされてから、救難隊が離陸したのが18:00と18:04
1時間以上かかってます
たとえば4月に芦屋救難隊が出動した人命救助では、要請が入ってから14分で出動してます
※記事参照元 防衛省発表 山口県下関市蓋井島における要救助者の救助に係る災害派遣について(最終報)

私は救難隊にいたことも無ければ、知人がいるわけでもありません。だから、ここからは憶測で書きます。
もし現場を知っている方がいたら、「実際はそうじゃない」と指摘いただければ幸いです。空自の救難隊が働く実態を知ってもらいたいですから。
出発する小松基地の天候やそう言った条件もあるかも知れませんからね。

離陸まで1時間以上かかった
これは現場が濃霧などの悪天候のために、安全確保のための打ち合わせなどに時間がかかったのではないでしょうか

陸自のLR-2が急患搬送に向かう途中に、函館空港を目前にして山肌に激突した事故がつい先日起きました
まだ事故原因は調査が始まったばかりで、何が原因なのかわからない。
事故対策として何をどうしたらいいのか、現場レベルではわからない状態です。
当然事故は許されません。

そんな中、同じような悪天候でさらに日没〜夜間にかけての出動。
さらに函館の事故現場は標高が300mくらいの低い山だったのに対して、こちらは北アルプスの3000m級の山々。
条件はさらに過酷になることは間違いないでしょう。

みなさんも知っての通り、救難隊も戦闘機のスクランブル同様に即刻出動できる体制がとられてます。
めくらめっぽう出ていては2次災害の恐れもある、だから出動まで1時間かけて万全の準備した・・・とも思えるのではないでしょうか。

ひょっとしたら、
1時間もかけないですぐに飛び立てば助かったのかも・・・なんて批判の声も上がるかもしれません
テレビ・新聞では「県警や自衛隊が上空と地上から捜したが、濃霧のため発見できず・・・」としか書かれてないですが、実際の現場がどんなに過酷で危険な状況かも想像してみませんか?
批判するのであれば、今書いたこういう可能性も考えるべき、と私は考えます。

※この救助活動の最終報が出ました
民間航空機(セスナ機)墜落に伴う人命救助に係る災害派遣について(最終報)

派遣人員が増員され、富山地方協力本部や空自・第6航空団からも人員と車両が出ています
航空機も空自・新潟救難隊のU-125Aが6/4の07:05に基地を離陸、捜索・救助活動に参加しています

この活動は11:00の東京空港事務所長の撤収要請により終了しました














タグ:航空自衛隊
posted by てっちゃん at 20:46| Comment(5) | TrackBack(0) | 自衛隊のお話&イベント情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月26日

6/3は岐阜基地でC-2もF-15もF-2も見れるぞ

6/3土曜日、滋賀でのイベントのためブルーインパルスが岐阜基地に飛来します。
同じ日には、なんと飛行開発実験団のF-15やF-2、C-2も飛ぶそうです。

C-2輸送機 68-1204号機 IMG_4981_2

これは他基地でのイベントで行われる展示飛行のため。
F-15とF-2は、石川県の輪島分屯基地開庁記念行事へ
C-2は東京都の府中基地で、府中基地60周年記念オープンフェスタへ
それぞれ展示飛行を行う予定です。

朝8時半ころ、C-2が府中に向けて離陸
9時過ぎにブルーインパルスが到着

11時過ぎ、ブルーインパルスの支援でC-130Hが到着
すぐ後には輪島に向けてF-15とF-2が離陸

お昼の1時前には、ブルーインパルスのT-4が離陸

間にはC-2が帰ってきたり、F-15が帰って来たりと
飛行機が飛ぶのをたくさん見ることができます(^^♪


F−2B #103
F−2B #103 posted by (C)てっちゃん

滋賀に行ったブルーインパルスは、2時前には帰ってくる予定
なので時間がある方は、こちらも行ってみてはどうでしょうか

岐阜基地に隣接する「かかみがはら航空宇宙科学博物館」では第2次大戦で活躍した、旧陸軍の三式戦闘機「飛燕」が展示されています。

The_Kawasaki_Ki-61_Hien_of_the_244th_squadron.jpg
※画像引用元 ウィキペディア

復元前で胴体・主翼・エンジンに分かれた状態ですが、貴重な機体です。
なかなか見ることができないものですので、この機会にぜひどうぞ。

入館料金は300円。詳しいことは以下のページを参考にしてください。
なおページ下部にチラシへのリンクがありますので、さらに詳しく知りたい方はPDFファイルをご覧ください。

かかみがはら航空宇宙科学博物館収蔵庫オープン!

撮影で展開する方、違法駐車などないようにお願いしますね。










タグ:航空自衛隊
posted by てっちゃん at 19:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 自衛隊のお話&イベント情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月25日

芦屋救難隊が滑落した男性を救出

今日は空自の救難隊の活躍を取り上げたいと思います。
最近政治ネタに偏った感じがあったので、軌道修正の意味も込めて。

事の概要はこう
4/22(土)山口県下関市蓋井島(ふたおいじま)で、登山中の男性1名が滑落し孤立。
場所は海岸線近く、しかも荒天。さらに夜間と言うことで救助は困難。
管轄の第七管区海上保安本部長から20:31、芦屋基地・第3術科学校長に災害派遣要請が入りました。

※第3術科学校の校長に?と思ったら、芦屋基地司令は第3術科学校長が兼務してるそうです。

状況を時系列で並べます

20:45 芦屋救難隊のU-125A×1機が離陸
20:48 同・UH-60J×1機が離陸
21:42 同・UH-60Jが要救助者をホイストにて吊り上げ、救助
21:58 要救助者を芦屋基地芦屋基地に搬送、消防に引き渡して完了→撤収要請

芦屋基地と蓋井島(ふたおいじま)の位置関係はこう
地図の上の方、山のマークが蓋井島。下の飛行機のマークが芦屋基地。
2点間の距離は30q弱。



飛行機で飛んでいけば、あっと言う間の距離。
実際、吊り上げてから基地に帰投するまで20分かかっていません。

それでも救難隊が離陸してから、吊り上げて救助するのに1時間弱かかっているところに
今回の救助任務の困難さが表れてると思います。

救助された方の容態は、報道が無いので不明です。
でもまぁ、報道がないと言うことはケガだけで済んだだろう・・・と勝手に解釈してます。
もし「死亡」となれば、何らかの報道があるはずですから。

航空自衛隊の救難隊は「最後の砦」なんて例えられるけど
まさに面目躍如ですね。

画像は芦屋救難隊のU-125AとUH-60J

uh60j_6.jpg
※画像引用元 芦屋救難隊公式ホームページ








タグ:航空自衛隊
posted by てっちゃん at 06:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 自衛隊のお話&イベント情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする