機体保護の観点から中止と言うことになったと聞いています。
紫電改の話
太平洋戦争末期に活躍した紫電改と言う戦闘機がこれ

※画像引用元 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%AB%E9%9B%BB%E6%94%B9
注)画像はパブリックドメイン
この戦闘機の実物大模型を鶉野(うずらの)飛行場跡(兵庫県加西市鶉野町)で公開する加西市。
操縦席に座りたいと言うファンや子供連れの要望に応える形で、外板部までを含めた操縦席部分のみを新たに作成。
今年夏の完成を目指すそうです。
詳細は以下のリンクからどうぞ
記事中には紫電改の実物大模型の写真ページへ飛ぶリンクもあります
3/9配信 YAHOO!ニュース 戦闘機「紫電改」コックピット再現 450万円かけ今夏完成へ
話は変わって、あいち航空ミュージアムの零戦について
南太平洋で見つかり、三菱が復元した零戦については
三菱重工小牧南工場史料室にあったときから、操縦席への着座は不可でした
だいぶ昔は全然OKだったようですが
この零戦は三菱へ返却・・・と言うことで、あいち航空ミュージアムにやって来たのは
映画「永遠の0」で使われた実物大模型

零戦52型 永遠の0 撮影用実物大模型 機体紹介スポットツアー IMG_4579_2 posted by (C)てっちゃん@あいち航空ミュージアム ボランティアスタッフ
ミュージアムにやってきた当初はこんな感じで操縦席を間近で見て頂けるガイドツアーをやってました
愛知県の大村知事が「操縦席に座れるようにー」なんてツィートしていたのも記憶してます
ただ紫電改の記事にもありましたが、機体の胴体をよじ登る形になるのでけっこう危ないんですよね
機体そのものにも痛みがくるし
たしかに
加西市がやるように、操縦席部分のみを実物大で復元し、実際に座ってもらう・・・と言うのも一つの手かも知れません
お客さんを呼ぶ良い材料になるし
来館したお客さんには、とんでもないインパクトを与えることが出来るんじゃないかな
でも「何故」操縦席の模型を作り「何を訴えたいのか」と言うコンセプトはしっかり持っておかないと
愛知県と言う土地柄、周囲を納得できないと思うし
すぐに飽きられるんじゃないか、とも思います。
佐賀県の馬場氏が精魂込めて作った零戦。
もう少し活かせる手は無いものか、そんなことを思ったりします。
あいち航空ミュージアムの零戦に関する部分は、あくまでも私個人の考え。
ミュージアムや愛知県の見解ではありませんので念のため。

零戦52型 永遠の0 撮影用実物大模型 IMG_2325 posted by (C)てっちゃん@あいち航空ミュージアム ボランティアスタッフ
記事中の零戦の写真は、管理人である私が撮影し著作権を保持しています。
無断転載厳禁。
ラベル:あいち航空ミュージアム