2018年05月04日

あいち航空ミュージアムは「平和の博物館」にもなれると私は思います

あいち航空ミュージアムの零戦展示に反対の方々、二言目には「いわくつき」とか「戦争美化」と言います。じゃあ、平和が何よりも尊いと言うのであれば、この「特攻で多くの若者が死んだ」零戦を平和教育に使おうと言う発想にはなりませんか?

でも「あちらの人たち」は見せないことに執着する。思想統制にも繋がっていくことかと思うんですが、それってあなた達が一番嫌うことなんじゃない?でも、都合の悪いものは見せない。その思考、私にはどうしても理解不能ですわ。

この零戦を目の前にして、特攻という歴史があった、こんな戦争は二度と繰り返してはならないと教えれば、より平和への願いは強くなり、じゃあ平和を守るにはどうしたらいい?と「自ら」考え行動する人間に育つ、私はそう思うんですがね。

皆さんはどう思います?

さて、ツィッターでこんな記事が




私が注目したのは
日米双方の視点での歴史教育に尽力、"平和の博物館"にするための努力を・・・
と言う点。

この館長さん、自らもヘリコプターパイロットとしてベトナム戦争を戦ったと言う人物。
悲惨な戦争を体験した人でしか持てない平和への強い思いや願いを、長い間多くの人に伝えてきた努力が称えられた。これはある意味、当然のことですよね。

この太平洋航空博物館パールハーバー、日米開戦の地となったアメリカ・ハワイのオアフ島にあります。
私は行ったことがありませんが、調べてみると40機以上ある展示機のほとんどが軍用機。
太平洋戦争から朝鮮戦争、ベトナム戦争で使われた軍用機を展示しています。

※展示機のリストはこちら↓ clickすると別タブでページが開きます
太平洋航空博物館パールハーバー 航空機コレクション

太平洋航空博物館パールハーバー 公式サイトはこちら(日本語です)

https://jp.pacificaviationmuseum.org/

ハワイ州観光局が作った動画がありました。F-14とかF-15とか・・・HH-60かな?中にも入れるし。
行きたい(笑)




博物館の公式サイトではこう書かれています
第二次世界大戦時に重要な役割を担った戦闘機や付随する航空機をこの歴史的な格納庫内に於いて保存、復元することにより、太平洋航空博物館パールハーバーは人々に忘れてはならない歴史を伝え、 米国の自由を守り世界平和を実現させるための教育に貢献している。
(中略)航空の歴史を保存し、それを老いにも若きにも伝え教育していくというものである。

※引用元 太平洋航空博物館パールハーバー 公式サイト

その教育の一環として、2018年3月には日本とアメリカの中学生が集い「平和と和解」と言うテーマで学習を行ったとか。
この学習では真珠湾攻撃で沈んだ戦艦「アリゾナ」と、戦争末期に疎開船「対馬丸」を雷撃・撃沈した潜水艦「ボーフィン」も訪れているそうです。

戦艦アリゾナは真珠湾攻撃で1200名近くの人間が死に、その艦体は「今でも」真珠湾の海底に姿を見ることができます。
潜水艦ボーフィンは多くの貨物船や軍艦を沈め、特に有名なのが沖縄から本土へ疎開しようとしていた「対馬丸」。この時だけでも1500人近くが死んでます。対馬丸の他にも沈めた船が10隻以上。そうやって考えると、この潜水艦が「殺した」人の数は何千人、となります。

そうやって多くの人が「殺され」多くの人を「殺した」、その兵器を実際に目の当たりにすることは、平和と言うものを教えるうえでより大事な事なんじゃないかと、私は考えてます。

あいち航空ミュージアムの零戦展示、実際に見た方も多いかと思いますが
こんな展示されてます

あいち航空ミュージアム 零戦52型甲 展示室入口看板 IMG_1690

え?・・・何やこれは?てなもんです
中はこんな感じ

あいち航空ミュージアム 零戦52型甲 IMG_1700_2

機体の周りには、それらしい小道具も。

あいち航空ミュージアム 零戦52型甲 展示室 IMG_1601

何故、こんな「ゆがめられた」展示をされなければならないのか。
思うこと、言いたい事たくさんあります。
でも、あいち航空ミュージアムでボランティアやってる私は、この方針に従わざるを得ない立場。
残念です。
※ひょっとしたら「ブチ切れて」、あちら側への攻撃を始めるかも知れませんがね(笑)

ただ、特攻についても零戦が闘った戦いについても。多くの間違った情報が、世に出回っている現状があります。
それを考えると、ヘンに「戦争がー」と言う展示にするのもマズイなぁ、とも思えるわけで。
難しいですね。


零戦の説明板を、じっと見ていた若いパパさん。奥さんと、産まれたばかりであろう赤ちゃんを連れての来館。
機内公開の時もお会いしましたが、ホントに今風の若者。でも礼儀正しい方でしたね。

あいち航空ミュージアム 零戦 IMG_0182


零戦について知識なんて無くていいです。「カッコいい」まずはそこからでもいいんです。
まずは多くの人に見て欲しい。
そして「平和」について、ちょっとでいいから考えて欲しい。


あいち航空ミュージアムの零戦が、「平和の博物館」の象徴になってくれればと願う私です。




















posted by てっちゃん at 14:09| Comment(0) | あいち航空ミュージアム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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