2017年09月30日

機動衛生ユニット、3号機・4号機がまもなく完成

またC-2輸送機への搭載も検討中とのこと。小牧基地司令尾崎空将補が、9/29に更新された基地司令挨拶の中で言及しています。

※記事参照元 9/29更新 航空自衛隊小牧基地 基地司令挨拶

機動衛生ユニット外観

航空機動衛生隊 機動衛生ユニット IMG_9527_2
航空機動衛生隊 機動衛生ユニット IMG_9527_2 posted by (C)てっちゃん

機動衛生ユニット 内部

航空機動衛生隊 機動衛生ユニット IMG_9523_2
航空機動衛生隊 機動衛生ユニット IMG_9523_2 posted by (C)てっちゃん

機動衛生ユニットをC-2輸送機へ搭載、と言う司令の言葉から推測すれば
美保基地のC-2輸送機へ新しく完成する機動衛生ユニット3号機・4号機を配備する、と言うことも考えられます。
本来の目的である「戦闘で負傷した自衛官の搬送」(尾崎司令の挨拶より)
と言う面での、対応能力が向上するメリットが出てきます。

※美保基地C-2への搭載となると、
機動衛生ユニットを運用する機動衛生隊も、分隊みたいな組織を美保基地へ作ることも必要だろうと思われます。
しかし機動衛生ユニット完成間近の現時点で、部隊の創設や医官など人事異動の情報が見当たらないので、あくまでも推測です。

もちろん有事→戦争なんて無いのが一番。
無いなら無いで、離島や設備の整っていないがために対応できない地方の病院から、対応できる大都市圏の病院への遠距離搬送と言うこともできるわけで。
この点でも、機動衛生ユニットの数が増えるメリットは大きいのではないでしょうか。

さらに妄想を膨らませれば
航続距離が長く、旅客機なみの優れたスピードを持つC-2輸送機。
万が一東南アジアなどで大規模災害が発生、現地で対応できない怪我人や病人がいれば、空飛ぶICUの機動衛生ユニット使って、対応できる病院がある地域へ空路搬送できることも考えられます。
そうなれば国際貢献→平和的な関係の構築→仲良し♪と言うことになること間違いなしですね。

C-2輸送機

飛行開発実験団 XC-2 #202 IMG_8714_2
飛行開発実験団 XC-2 #202 IMG_8714_2 posted by (C)てっちゃん

今回の基地司令挨拶では、機動衛生隊の任務と果たしてきた役割について述べてます。
一部引用します。(改行は管理人にて行ってます)
※引用元 9/29更新 航空自衛隊小牧基地 基地司令挨拶

航空機動衛生隊は平成18年に編成され、昨年10周年を迎えました。この11年間、本来の目的である「戦闘で負傷した自衛官の搬送」は一度も実施することはありませんでしたが、災害派遣等による重症患者の輸送は既に31回実施しています。最初の搬送は東日本大震災の時の重症患者空輸でした。

 機動衛生ユニットとC-130輸送機の組み合わせは優れたシステムですが、災害派遣として出動する関係上、満たさなければならない要件があります。

 その一つに「非代替性」というのがあります。要は「機動衛生ユニット以外の方法では患者さんを運ぶことが出来ない。」という条件です。救急車や鉄道で安全かつ迅速に輸送できる場合には機動衛生ユニットを使用することは出来ません。
また、航空機で運ぶ関係上、天候の影響を受けやすく天気が悪い場合には搬送できないこともあります。

 出動するための条件やデメリットはあるものの、現在までに31回の派遣があったことを考えますと、緊急時の最後の砦として機動衛生隊が活動してきたことは間違いないでしょう。


機動衛生隊は現隊長の宮脇1佐が10/1付けで航空支援集団司令部へ転出、後任に航空医学実験隊兼航空支援集団司令部勤務の山口1佐が赴任されるとのことです。

選挙が近いことも絡めてですが
重篤な患者を遠距離搬送することが無い様に、地方の病院を整備するのは政治の仕事。
東南アジアなど発展途上国の医療体制や災害対応体制を整えるお手伝いを国としてするのは、政治そして外交の仕事。
戦争で自衛官が命の危険にさらされないようにするのも、政治の仕事です。

政治家のみなさん、日本のため世界のため頑張ってください。













posted by てっちゃん at 18:16| Comment(0) | 空自 その他装備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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