2016年08月16日

海自こんごう級、あたご級に新・対空ミサイルを搭載

空自向けF-35の話が話題になってますが
日本の防空は戦闘機だけじゃない、と言う意味で大事な話。

海自が保有・運用するイージス艦「こんごう」級、「あたご」級に新型のスタンダードミサイルSM-2が搭載されることになります。
※SM-2は主にイージス艦で使われる艦対空ミサイル。SM-3は弾道ミサイル防衛用のミサイルになります。

海自の「こんごう」
1024px-DDG173_JDS_Kongo.jpg
※画像引用元 ウィキペディア

搭載されるのはレイセオンのRIM-66M-09 SM-2 BlockVB。
7/19にアメリカ国防安全保障協力庁(DSCA)が公表しました。費用は8億2100万ドル(約830億円)

このBlock3が進化している点、大まかに3つ
もちろんこのほかにもたくさんありますが
@電波妨害に強くした
A低空から侵入してくる目標への対処能力のアップ
B最終的な誘導に赤外線誘導機能を追加

アメリカ国防安全保障協力庁(DSCA)はこのようにコメントを発表してます
「イージス戦闘システムと組み合わせるとSM−2ブロックVBはこれまでより高性能の面での防衛能力を実現し、東アジアと西太平洋の防空、海上交通路防衛を担う」
「日本には中間レベル整備施設が二箇所あり、SM-2ブロックIIIBの保守管理を行う能力があることで新装備の導入は円滑に進むだろう」


日本は生活に必要な物資のほとんどを海からの輸入に頼ってる国・・・と言うのは、皆さんご存知の通り。
その輸送手段は船が主役。日本を干上がらせようとしたらこれらの船を狙えばいいのは、太平洋戦争でも実証されたこと。

太平洋戦争当時、国のため物資を輸送しようと犠牲になった多くの民間船。
その数、一般の汽船から漁船まで含めると、なんと約7200隻以上だそうです。
※出典 戦没した船と海員の資料館

こちらのホームページでは、その1隻1隻についてまとまられてます。
軍人以外にも、多くの犠牲があった事実を知ってもらいたいと思います。

戦没した船と海員の資料館

画像は1943(昭和18)年3月に、ニューギニア東方沖で米軍機の攻撃を受ける日本郵船所属の太明丸
この時は太明丸を含め輸送船8隻と護衛の駆逐艦4隻が、アメリカ軍機の空襲で撃沈されてます。
ニューギニアへ輸送するはずだった兵員4500名と共に、船員も200名以上が犠牲になりました。

danpir17.jpg
※画像引用元 http://evnara.blog.fc2.com/blog-category-37.html

もちろん戦争を避けることが出来れば、それがイチバン。
有事だからと言って、海上交通のすべてを止めるわけにはいかないでしょう。

だからこそ、いざと言う時にこれらの船を守るための手段も確保しておかなければなりません。
今回の新SM-2の搭載は、このための手段の1つです。

時代は航空機中心の時代から、ミサイルなどロングレンジでの戦いに移って行こうとしているのかも知れませんね。





あなたの1クリックが、私の励み。
クリック、よろしくお願いします(^^♪
にほんブログ村 写真ブログへ
にほんブログ村

ラベル:海上自衛隊
posted by てっちゃん at 20:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 海上自衛隊の航空機 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック