2016年05月31日

KC-46ペガサスが死にかけてます

再三にわたり開発遅延が出てるKC-46ペガサス。
かなりやばい状態です。

WS000001.jpg

WS000000.jpg
※画像引用元 ボーイング社公式サイト  

この画像のように、ブームもドローグも使えて多種多様な機種へ空中給油できるのがウリの飛行機です。

ボーイング社が自社のB767を改修し空中給油機に仕立てようとしてますが、さらに遅延が発生。
アメリカ空軍への納品がいつになるかわからない状態に陥ってます。

問題点は2点。
@C-17グローブマスターVを相手にした空中給油試験で、ブームの安定性に問題が発見された
A2017年度に購入される予定の15機分の部品が全部そろわない

この2点の解決の見込みは
@ブーム制御のソフトウェアを改善しようとしてるが、まだ解決策の見込みが付かない
A15機分の部品が全部そろうのは2018年になってから
・・・と言う、何とも心もとない状態。

アメリカ議員の間ではKC-46の将来に懸念が広がり、議会(もしくは国防総省)から投入資金の削減も含む事業体制の見直しを通告される恐れもあるとのこと。

この機体の開発費用は、既存のB767からの改修を理由に固定価格の契約。
つまりそれ以上費用がかかった場合は、メーカーのボーイング社が自分でツケを支払う仕組み。
すでにボーイングは12億ドルを負担してますが、この問題発生でさらにツケが膨らみあがる見込みです。

問題は

この空中給油機、空自も導入を決めてると言うこと

現在、空自はKC-767を4機運用中。
KC767 #604
KC767 #604 posted by (C)てっちゃん

安全保障環境が厳しくなってきたことを受け、さらに4機を導入すべくこのKC-46ペガサスを導入するに至りました。

ところが、こんな状態では機体がいつ来るかわかりません。防空体制、ひいては国防に影響は必至。
さらに追加で発生した費用、当然ボーイングは回収するために、本来の機体価格に上乗せして請求してくるでしょう。でなきゃ、自分のところが大赤字ですから。
そんな費用まで請求してくるなよ(怒)
・・・て話になりますよね。

であれば、エアバスのA330MRTTが実績もあるし、EUとの経済・軍事交流にもプラスになるし
今からでもいいから、A330MRTTにしない?なんて、思う私でした。

画像はF-35に空中給油するオーストラリア空軍のA330MRTT

WS000002.JPG
※画像引用元 エアバス・ディフェンス・アンド・スペース社 A330MRTT フォトギャラリー





あなたの1クリックが、私の励み。
クリック、よろしくお願いします(^^♪
にほんブログ村 写真ブログへ
にほんブログ村
posted by てっちゃん at 21:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 世界の軍用機ネタ&動画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック