聞けば地上で整備員が誤ってM16A1 バルカン砲を発射してしまい、近くで待機していた別のF-16に命中。
このF-16は次の飛行に備えて燃料を積んでいたために炎上し、全損。他の2機も損傷。
しかしこれだけの事故にも関わらず、人的被害は軽傷者が2人だけだったとのこと。
20ミリ機関砲というのが、これ

戦闘機搭載 20ミリバルカン砲 IMG_7160_2 posted by (C)てっちゃん
爆発による聴覚障害、と書かれてますが
機体の爆発なのかそれともM16A1バルカン砲の発射音なのか・・・元記事からは、読み取れないです。
でも20ミリバルカン砲、実弾が当たれば人体なんてバラバラ、肉片しか残りません。
それを考えると、不幸中の幸いかも。
※記事参照元 THE AVIATIONIST 2018.10.14
F-16 Completely Destroyed By Another F-16 After Mechanic Accidentally Fires Cannon On The Ground In Belgium
このページでは、炎上し全損した機体の画像もみることできます
ツィッターでも上がってます
Brand in Florennes ! pic.twitter.com/Uwu9gS04r3
— Tony Delvita (@ebcrew00) 2018年10月11日
昔、戦闘機の火器管制装置の整備をしていた私。
機関砲と言うのは、安全装置を解除して引き金を引けば発射される・・・なんて、単純な仕組みではありません。
いくつもの条件が揃わなければ、弾が発射されないような回路の設計になってます。
もちろん機関砲そのものにも、機械的に安全装置がかかってるし
(ここらは専門外なので、イマイチわかりません)
それなのに何故、弾が発射されたのか
人為的なミスか、もしくは悪意か
それとも機体に起因するものなのか
原因の発表が待たれます