2018年05月16日

中国・四川航空機でコックピットの窓が脱落 パイロットの体半分が機外に

高度10000m近くで、突然コックピットの窓が破損・脱落。副操縦士が機外に吸い出されそうになり、体の半分が零下何十度の外へ。でもシートベルトをしていたので、かろうじて助かったそうです。
※記事参照元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180515-00000018-asahi-int

事故があったのは中国中部の都市、成都市の近くの上空9800m地点。

機体は四川航空のエアバスA319型機。

Easyjet.a319.arp.750pix.jpg
※画像引用元 https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Easyjet.a319.arp.750pix.jpg#/media/File:Easyjet.a319.arp.750pix.jpg

日本では保有・運航している会社はありませんが
ANA、ピーチエアと言った航空会社が運航しているA320。これの胴体が少し短いバージョンです。


このトラブルで副操縦士が機外へ転落しそうになったほか、操縦室内は零下30度近くまで温度が低下。
無線の聞き取りが困難になり、自動操縦のシステムも故障。

機長が手動で操縦し、成都の空港へ緊急着陸したそうです。
副操縦士は顔と腰を負傷。客室には直接被害は無かったものの、体調不良を訴えた乗客がいたとのこと。

何はともあれ、大事に至らなくて良かったです。

窓が脱落してパイロットが吸い出されそうになった・・・どっかで聞いたことあるなぁ、と思ったら
CSのナショジオでやってる「メーデー!:航空機事故の真実と真相」で
1990年6月にイギリスで起きた、ブリティッシュ・エアウェイズ5390便の事故が取り上げられてました。

高度5300mで操縦室の窓が吹き飛び、急減圧で機長の体が機外へ吸い出されそうに
シートベルトをしていなかった機長の体は、膝が操縦桿にひっかかってかろうじて下半身は機内に留まり
緊急着陸するまでの間、乗員が交代で機長の体を掴んでいて事なきを得たそうです

このブリティッシュ・エアウェイズ機の場合、原因は窓ガラスを固定するネジに規格外の物が使われた上に整備手順も勝手に省略されていたとのこと。

今回の四川航空機の事故原因は、これから調査が進むことでしょう。

ツィッターでは「中国だから整備がずさん」なんてことも言われてるけど
過去にはイギリスでも起きてるし、日本だってあり得る話です。
滅多なことは言うものじゃありません。

まずは原因の公表を待ちましょうか。







posted by てっちゃん at 18:11| Comment(0) | 世界の軍用機ネタ&動画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月15日

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館(空博)がスゴイことになってる件C三式戦「飛燕」エンジンその他

機体だけの展示と言うのは、言い方悪いけど「どこにでもある」。エンジンも・・・となると、そう無いでしょう。さらにパーツ類まで見せてるところなんて、まず無いのでは。

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館では大正時代のサムルソンから始まり、太平洋戦争時のこの「飛燕」と重爆撃機「飛龍」のエンジンが展示されてます。

そしてさらには近代のジェットエンジンやヘリコプターのエンジンもあるので、時代とともに発展していくエンジンの移り変わりが見てとれます。

「視覚」に訴えるとやっぱりインパクトは大きい。
実に考えられた見せ方だなぁと感心しきりです。

パーツ類だと燃料噴射ポンプや点火プラグなど、過給器もあります。

三式戦 飛燕 パーツ類 IMG_2439

三式戦 飛燕 燃料噴射ポンプ IMG_0144

変わったところでは「木製の」増槽タンク
資材が枯渇し、木材で造らなければならなかった・・・ある意味「戦争の悲惨さ」もきちんと訴えています

三式戦 飛燕 木製増槽タンク IMG_2430

収蔵館にて撮影した説明書き
私の足が映ってるのは、ご愛嬌(笑)

陸軍三式戦闘機飛燕 かかみがはら航空宇宙科学博物館収蔵庫 493

計器盤ありました
左が飛燕、右は零戦三十二型。この比較が液冷エンジンを持つ「飛燕」が、何故シャープなフォルムを持つのかに繋がります

三式戦 飛燕 計器盤 IMG_2462

飛燕のもの

三式戦 飛燕 計器盤 IMG_2466

これもちゃんと説明されてるところが、細かい気配りですねぇ。

三式戦 飛燕 液冷エンジン説明板 IMG_2446

この展示機と同じ、飛燕二型に搭載されていたハ140エンジン
※飛燕一型はハ40、これを改良したのがハ140
間近で見ることができて、細かいところも見てとれるのは大きい

三式戦 飛燕 ハ140エンジン IMG_0149_2

三式戦 飛燕 ハ140エンジン IMG_0148

三式戦 飛燕 ハ140エンジン IMG_0145_2

三式戦 飛燕 ハ140エンジン IMG_0146_2

飛燕に搭載されたハ140エンジンは、生産・整備がとても困難だったとか。
エンジンだけの問題じゃないだろうけど、この飛燕が実力を発揮できていればどんなだったろう、なんて思ったりもします

次回は同じ展示室にある、十二試艦戦
零戦の原型となったこの戦闘機の写真をアップします

十二試艦上戦闘機 IMG_2474


























航空自衛隊F-35A、三沢基地に2番機が配備されました

今日5/15にこの機体が配備され、三沢基地のF-35Aはこれで2機目。今月26日には、さらに5機が配備され5月中には7機体制。本年度中には、3機を加えて10機体制にするそうです。

今日配備されたのは、小牧基地に隣接する三菱重工小牧南工場で最終組立・検査された3号機(89-8707)

初飛行の動画がYouTubeにありました



続いて26日に配備されるのは、アメリカで教育訓練や試験で使われていた5機、とのこと
小野寺防衛大臣が5/15朝の記者会見で明かしています。
※記事参照元 防衛省 防衛大臣記者会見概要 平成30年5月15日(08時45分〜08時55分

ツィッターは大盛り上がり(^O^)/
勝手に引用するのもアレなんで、リンクはります

三沢に向け離陸する様子

https://twitter.com/TOSHI_redeye/status/996296014427443200

こちら三沢到着の様子
報道関係者も多く来ていたようですね

https://twitter.com/9Wva2QLQp5d6nEE/status/996274477020282880

さて、その三沢基地では航空自衛隊のF-35AやF-2、F-15などとアメリカ海兵隊岩国基地のF-35B8機が共同訓練中。
この訓練では三沢基地近くの射爆場を使い、空対地爆撃も行われるとのこと。
※記事参照元 https://www.stripes.com/news/marine-corps-f-35bs-train-with-japanese-f-35a-fighters-for-first-time-1.526211

共同訓練そのものは1997年から行われている訓練なれど、今回の共同訓練はF-35が参加し、さらにF-35AにF-35Bと言う違う機体なので注目を集めているようです。

どっちが強い?とかそんな話も聞くけど、戦ってみなければわからないし
逆に「戦う」なんてことが無い方が良いに決まってます。

できれば

F-35と中国ステルスのJ-20、ロシアのステルス戦闘機Su-57
この3機種が並んでるところとか、編隊組んで飛んでるところなんて見てみたい(^^♪












posted by てっちゃん at 19:19| Comment(0) | 空自 戦闘機 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月14日

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館(空博)がスゴイことになってる件B三式戦「飛燕」

子どものころから好きだった飛行機が「零戦」と「疾風」。そしてこの「飛燕」だった私。
まだ完全に復元されていない状態だった収蔵庫での展示の時から、見に行ってました。

陸軍三式戦闘機飛燕 三式戦飛燕二型かかみがはら航空宇宙科学博物館収蔵庫 535

リニューアルオープンでは、組みあがった姿が見れました。
嬉しかったですね。
「何が」と言うわけじゃないけど、とにかく嬉しかった。

零戦のもととなった、十二試艦戦(実物大模型)と

十二試艦上戦闘機 IMG_0044

展示室の天井には、ハンス・グラーデ単葉機(実物大模型)も

三式戦 飛燕 IMG_2435

いろんな角度から見ることができるのが、うれしい

三式戦 飛燕 IMG_0139

IMG_0143

三式戦 飛燕 IMG_2443

三式戦 飛燕 IMG_0142

展示機は2階の休憩スペースからも見ることができます
これポイント高いです(^O^)/

三式戦 飛燕 IMG_0046

三式戦 飛燕 IMG_2477

こうやって見ると、液冷エンジン独特のシャープなフォルムもよくわかります

三式戦 飛燕 IMG_0051

次回は飛燕に搭載されていた液冷エンジンや計器盤などなど
木製の増槽タンクなんてのもありました

これらの写真をアップします。

戦時中、この飛燕にはいろんな塗装が施されていました
グリーンを基調にした迷彩だったり、このシルバーだったり

この岐阜かかみがはら航空宇宙博物館の飛燕については
以下の考え方に基づいて修復した、とのこと

この考え方もしっかりと知っておくと、また新たな発見があるかも

陸軍三式戦闘機飛燕 かかみがはら航空宇宙科学博物館収蔵庫 490

































ニュージーランド空軍司令官が明日15日に来日 美保基地にも行くそうで

C-2を売り込むべく、試乗とかしてもらうのかな?なんて思ったりします。

ニュージーランド空軍は、現在運用しているC-130Hの後継機探しの真っ最中。
しかし地元のニュージーランドでは、同じC-130輸送機の最新型であるC-130Jで決まりでしょ?と言う論調の模様です。

地元メディアのニュージーランド・ヘラルド紙の記事がこちら
残念ながら、我がC-2は存在感がほとんどないですねぇ
※英文ですが自動翻訳で大意はつかめますので、ぜひご一読を
New government will have to make a call on Hercules replacement

明日15日から、ニュージーランド空軍のトニー・デイヴィーズ司令官(少将)が来日。防衛省と共に、美保基地も行かれるようです。
※記事参照元 航空幕僚監部 5/14発表 ニュージーランド空軍司令官の訪日について


我が国の技術が他国の役に立てれば、それはいいことじゃないの?
と言う意味で、私は防衛装備品の海外輸出は賛成です

C-2については搭載量や不整地運用などなど、いろいろと言われてもいます。
そこらへんの論評は、ちゃんとした知識を持った専門家に任せるましょう。

この話が日本とニュージーランド、両国にとって良い話になるきっかけになってくれれば、と思います。

以下の動画は、2017年11月末にニュージーランドへ寄港した際の動画







ラベル:航空自衛隊