2018年05月30日

あいち航空ミュージアム YS-11って愛知生まれなんだよー

あいち航空ミュージアムでボランティアスタッフやってる私。「え〜、ボランティア?ギャラ無し?」なんて文句をたれてましたが、なんだかんだで楽しくやらせていただいてます(*^^)v

先日の日曜日、5/27は週に1度入ってるボランティアの日。
土曜日の夜は朝5時半まで仕事してからの、睡眠時間2時間での出勤。

正直、カラダは非常にキツイ。でもね、来てくれた人が喜んでくれると非常に嬉しかったりするんです。
やめられませんわ(笑)

朝10時からのシフト、開館と同時に多くの方が入館。
見るとハイキングらしき姿の人が多い。
調べてみたら名古屋圏を走る私鉄の、名古屋鉄道が企画したハイキングツアーだとか。

あいち航空ミュージアムがある、愛知県豊山町。この町は、あのイチロー選手の出身地でもあります。
今回のハイキングは名鉄小牧駅から歩いて、航空館boonやあいち航空ミュージアム、そしてイチロー選手の記念館を巡るそうです。
さすが地元の大手私鉄。集客力が桁違い。痛感です。

あいち航空ミュージアムではオリエンテーションシアターやサイエンスラボ、職業体験などは専任のアテンダントのお姉さんたちが担当します。

私らボランティアスタッフの主な仕事は、館内の案内や安全確保。
それに機内公開での列整理や機内案内。

土日メイン、1日に2回、週替わりで行われている機内公開。
今日5/27はYS-11。午前の部の機内案内を、不肖ワタクシが担当させていただきました。

案内の時はこう言いなさい、みたいな原稿はありません。
ウソや間違いが無ければ自由に喋っていいよ、と言うのがミュージアムの姿勢です。

今回の案内から、内容をちょっと変えてみました。
今までは「どちらかと言うと」
VIP仕様のレアな機体、昭和天皇や大村愛知県知事も乗ったんだよーの方に、重きを置いた内容。

しかし今回からは、このYS-11は愛知で生まれたんだよーと言う点をアピールしてみました。
YS-11の製造については、愛知の三菱が製造の半分以上を担当し、さらに最終組立も三菱の小牧工場。そして初飛行も愛知県の名古屋飛行場(現・県営名古屋飛行場=県営名古屋空港)。

後にMRJへと繋がっていく飛行機が、ここ愛知で生まれたこと。
皆さん、意外とご存じない様子。

名古屋市にあるトヨタ産業技術記念館が、外国の方に人気があるとか。
意外なことに、名古屋に数ある観光スポットでも1位だそうです。
それは日本のモノづくりの歴史などを、目で見て体感できるからだそう。
トリップアドバイザーなどの口コミサイトでは、外国の方に限らず日本の方にも人気です。

愛知のモノづくり、このYS-11からでもアピールできるんじゃないか。
特に子供たちには、自分の住んでいるところでこんな飛行機が作られたんだ
今も日本や海外の空を飛んでる飛行機や(B787やB777)国産初のジェット旅客機が愛知県で作られていると言うことを知って欲しい。
できれば日本を守るための飛行機も

そんなことを願っています。
私は元々北海道人なんですけどね(笑)


「新幹線みたい」と言う方、多数。
自衛隊の一般隊員や、VIPの随行員の方々のためのスペース

YS-11 52-1152 機内 IMG_0190


レア感満載、VIP用のスペース

YS-11 52-1152 機内公開 BD85A261-22B3-48D3-A699-A0F8C640CA22


今度の土日はMU-300の機内公開です。
さて、「愛知」と言うキーワードをどう入れようか。
現在思案中でございます。


三菱 MU-300 JA8248 機内公開 D9302378-0ACD-4FB3-B3A9-9AEDB3C7027C

posted by てっちゃん at 19:55| Comment(0) | あいち航空ミュージアム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月29日

AH-64D航空事故の調査状況について 中間報告が発表されました

飛行機に使われているボルトって、メーカーの品質保証が付いてるものなんじゃないの?ここのところ、実態はどうなんだろう。わかる方、ご教示いただけると、ありがたいです。

連投ごめんなさい。皆さんには、あちら界隈が「事故がー」と騒ぐのとは違う次元で、この事故にも関心を持ってもらえればいいんじゃないかと思い、連続での投稿としました。

本日5/28に陸上自衛隊広報室から発表された、AH-64D墜落事故に関する中間報告書
内容としては、大きくわけて3つ

1 事故の経緯
2 事故調査の状況
3 事故調査報告書提出期限の延長

内容のついては、以下のリンクからご覧ください

AH−64D航空事故の調査状況について


この中では、ボルトの破断から墜落に至る過程が書かれてます
文字で書くと・・・なんですが、これらの事象が「あっと言う間に」「対処する間もなく」墜落に至ったのではないでしょうか

また、再発防止策として

陸上自衛隊が保有するAH−64D全機(12機)に関し、製造企業が品質を保証したアウトボード・ボルトへの交換等の対策を検討中

と書かれてます。
素人目で見るとだけど「じゃあ、今までは品質が保証されていない部品を使っていたの?」て話になるわけで。

長さとか言ったサイズはもちろん、硬度とかは規格で決まっていて、自衛隊に納入されるものは「規格は合格」なんだろうけど
じゃ、品質と規格はどう違うんだろう。
いろいろ疑問が出てきます。

そういう所も、国民にわかりやすく説明して欲しいと感じます。










posted by てっちゃん at 19:40| Comment(0) | 陸上自衛隊の航空機 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

AH-64D墜落事故で大野防衛大臣政務官が佐賀県などを訪問 ダンマリを決めこんでる人がいる

この事故より、遠いオーストラリアで起きたオスプレイの事故の方が大事なんだとか。世の中には「おかしな」ことを言う人がいますね。
オーストラリアの事故原因が発表された時に大騒ぎした皆さん、この件ではとても静かなんですが何故?

民家の上に墜落と言う重大事故を起こした陸上自衛隊のAH-64D戦闘ヘリコプター。通称「アパッチ・ロングボウ」。
家の中には小学生の女の子。かろうじて逃げ出して軽傷だったから良かったものの、あくまでも結果論。
一歩間違えば、死んでいたところ。

この事故原因の究明を続けていた防衛省、本日佐賀県に中間報告に訪れたそうです。
※記事参照元@防衛省>お知らせ 大野防衛大臣政務官の出張について
A佐賀新聞 5/28配信 墜落ヘリ、ボルトが破断 防衛省、佐賀県に中間報告

判明したこととして、上記の佐賀新聞は

防衛省側は、主回転翼の羽根と機体の回転軸をつなぐ「メインローターヘッド」内部の金属製ボルトが破断していたと説明し、原因を解明するために調査を継続する考えを示した。

と報道。
※引用元 A佐賀新聞 5/28配信 墜落ヘリ、ボルトが破断 防衛省、佐賀県に中間報告

時事通信の記事では陸自提供の画像として、破断したボルトの写真を載せてます
著作権からむのでリンクだけ。青い太文字クリックで該当ページが別タブで開きます

羽根つなぐ部品のボルト破断=佐賀ヘリ墜落で陸自調査

事故原因の究明について、防衛省や陸上自衛隊は外部の識者も入れて行っているとのこと
自衛隊機の事故原因究明において、外部の人間を入れると言うのは異例なことだそうです。
これが「異例」と言うことへの賛否はともかく、航空機事故調査の第一人者やヘリコプターの屈指の専門家を招いて原因究明を図っていると言うことは知っておくべきでしょう。
※記事参照元 2018.03.06 小野寺防衛大臣発表

AH-64Dのメインローターヘッドの画像、と言うか動画がありました
実際にどの部分かは特定できませんが、こんな部品なんだよと言うことは知っておきましょう



また航空自衛隊救難隊でUH-60Jのパイロットを務めていた方が、私見ですが「こう考えてる」とブログに記事を書いてます
上の動画と合わせて、参考にしてください

陸自目逹原駐屯地 AH-64D 墜落について 2018.2.5(月)


あちら界隈の人はすぐに「事故がー」とか「安全性がー」と騒ぐけど
先日熊本で起きたJAL機のエンジン部品落下事件で、地上に被害が出たのにもダンマリ
そして民家に墜落して子供を巻き込んだ、このAH-64Dの事故にもダンマリ

遥か遠いオーストラリアで起きたオスプレイの事故には大騒ぎ。

小牧基地オープンベースで行われたブルーインパルスの展示飛行が危険だと訴訟を起こした皆さんも
二言目には「事故がー」「安全性がー」
そちら界隈を覗いてみたけど「沈黙」してますね。

何?この差は?
学がないこのオッサンにもわかるように説明してよ。

※この事故については、陸上自衛隊から公式な中間報告が出てますので次の記事でアップします。











posted by てっちゃん at 19:07| Comment(0) | 陸上自衛隊の航空機 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

急患輸送に小牧基地の機動衛生隊が出動 別の出動では「あの」飛行機も出たとか

空飛ぶICUこと航空自衛隊の機動衛生ユニットが熊本空港〜神戸空港間で、子どもさんの緊急搬送に投入されたそうです。
病名やその後の容態などは発表されていませんが、無事元気になってくれると言いですね。

※記事参照元@http://www.mod.go.jp/js/Press/press2018/press_pdf/p20180516_01.pdf
※記事参照元Ahttp://www.mod.go.jp/asdf/ames/contents/ames5.html

空飛ぶICUこと、機動衛生ユニットがこちら
要請があると、C-130H輸送機に搭載されて出動するそうです

機動衛生ユニット IMG_5132

さてこちらは長大な航続距離とジェット機ゆえのスピードを活かして「あの」飛行機が出動
硫黄島から厚木航空基地への搬送で、海上自衛隊のP-1対潜哨戒機が出動しています
直線距離で約1200kmの長距離搬送です

海上自衛隊 P-1 対潜哨戒機 5504 IMG_7577_2

以前、小牧基地の前司令である尾崎空将補が「3台目、4台目の機動衛生ユニットが完成間近」とホームページで言われていました
※記事参照元 2017年09月30日アップ 機動衛生ユニット、3号機・4号機がまもなく完成

3台目4台目の機動衛生ユニットについての公式な発表は、いまのところありません。
ただ近い将来にはC-2輸送機に機動衛生ユニットを搭載しての出動、なんてこともあるかも知れませんね。

航空自衛隊 第3輸送航空隊 第403飛行隊 C-2 78-1205 IMG_2271_2


ラベル:自衛隊 防衛省

2018年05月28日

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館(空博)がスゴイことになってる件F戦後日本の航空機開発の礎となった機体たち

この眺め、正直言って「マジ、ビビった」。この圧倒的なスケール、スゴイの一言。
岐阜県各務原市・・・川崎重工業のおひざ元。航空機産業が盛ん。でもこれだけの展示物をそろえ、これだけ上手に見せる。ただただ感心するばかりです。

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館 IMG_2678

飛燕や零戦と言った太平洋戦争中に活躍した機体が展示されているエリアの次は、戦後の航空機開発の歴史を20機の実機で紹介するエリア。
以前は狭いスペースにごちゃごちゃと雑然とした展示でしたが、こうやって整理されると改めて展示物の多さにびっくり。

ここのエリアには、敗戦後の航空禁止令が解除され再び動き出した日本の航空機開発の中で
技術的な貢献をした機体などが展示されています。

20機もあるといっぺんには紹介できないので、何回かにわけて書きます
今日は戦後、各務原で再スタートとなった機体や技術的革新を遂げた機体をご紹介。その第1回目になります。
※画像は全て管理人が撮影したものです。無断転載などは一切禁止します。

@川崎KAL-1連絡機
敗戦後7年に渡った航空禁止令が解除され、各務原での航空機つくりが再スタート。
その1番手として開発された通称「おかるさん」

メーカーは川崎航空機(現・川崎重工業)。初飛行は1953(昭和28)年7月。
戦後の国産機としては初の引き込み脚、全金属製。海外への訪問飛行も行ったそうです。

川崎航空機(現・川崎重工業) KAL-1 IMG_2486

川崎航空機(現・川崎重工業) KAL-1 IMG_2489

A川崎KAT-1練習機
自衛隊(当時の保安庁)で国産練習機を採用することになり、採用をめざし開発された練習機。
KAL-1に様々な改良を加え、良好な運動性能を実現するも、アメリカ製T-34に敗北。
しかし運輸省航空大学校で採用され、2機が生産。初飛行は1854(昭和29)年2月。

KAL-1を前年の7月に初飛行させ、その7か月後にはKAT-1を初飛行。
たった7ヶ月の間に改良を加えた機体を飛ばすと言うのもスゴイことです。

川崎航空機(現・川崎重工業) KAT-1練習機 JA3074 IMG_2482

各展示機の前には説明板が設けてあり、「航空大学校でパイロット養成に使用された練習機」と言った簡単で覚えやすい紹介文とともに、機体のプロフィールや各種データが書かれてます。

飛行機はあまりよくわからないと言う方からマニアの方まで、広く受け入れやすい紹介文と感心します。

Bサーブ・サフィール91B改 防衛庁技術研究本部 高揚力研究器X1G
スウェーデンのサーブ社が1945(昭和20)年に開発した、サーブ91サフィール練習機を輸入。時の防衛庁技術研究(現・防衛装備庁)が研究機として改造した機体です。

X1G1B高揚力研究機(サーブ サフィール91B改)  説明板 IMG_2498

1596(昭和31)年から1962(昭和37)年にかけて、主に離着陸性能の向上の研究を行った機体だそう。
その成果は、後にPS-1/US-1飛行艇やC-1輸送機などへと活かされています。
日本の航空機開発の歴史を伝える「極めて貴重な航空遺産」として「重要航空遺産」にも指定されています。
※記事参照元 一般財団法人日本航空協会 重要航空遺産 X1G1B高揚力研究機
画像、サーブ機の後ろにいる大きい黒い飛行機は、この研究成果が活かされたUF-XS飛行艇。

US-1やC-1の「あの」驚異的な短距離離着陸(離着水)性能は、この機体から来てるんですよね。

X1G1B高揚力研究機 TX7101(サーブ サフィール91B改)  IMG_2500

この機体の展示で特筆すべき点が2つ。
@動画で説明
様々な改修が加えられてるゆえ、これを文字情報として表示すると、かなり大きな説明板が必要になります。
ゆえに動画で解説が流れるようにしてあります。しかも垂れ流しではなく、興味を持った人がスイッチを入れると流れる仕組み。
これなら、途中から見て「わからない」と言うことも防げるし、すべてがわかりますね。

X1G1B高揚力研究機(サーブ サフィール91B改)  説明板 IMG_2499

A図面で説明
画像なくてごめんなさい。このサーブ91サフィールやT-2CCVなど一部の機体では、機体のどの部分に改修を加えたのか
飛行機の図で表してます。
この点も私ら素人でも解りやすくて、非常に助かります。

今回はこれにて終了。
次回はFA-200改STOL実験機やN-62イーグレット、UF-SXなどをアップします。